投資にまつわる話

投資を始める目標を立てた後に挫折してしまう人必見!長期的投資家を目指すために必要なもの

2020年1月3日

https://investor-ryo.com

今年こそ!貯金ばかりじゃなくて投資も始めてみるぞっ!

しかし、そんな年初に意気込んで立てた目標も月日が進むにつれて、中々思うように達成できずに、ため息ばかりが増える方が多いのも事実です。

とりあえず儲かるまで”ぱぱっ”とやってみよう、とか
お金が足りないからギャンブル的に投資にちょっとお金をつぎ込んでみよう、など
投資を始めた動機までもがあいまいになってきます。

なぜ、投資生活が長続きしないのか・・・。

その答えを探すためには、実生活ですぐに改善できるものや精神的に変わっていかなければならない点などがいくつもあり、それらを自分なりに一つ一つ見極めていく必要があります。

実生活ですぐに改善できるもの

まず、長期的投資家になるためには、自分の今の生活を見直す必要があります。

ここで”うわっ、これはできない!”

と思うのであれば、残念ながらこの先は読まなくてもいいかもしれません。

おそらく、実生活の改善は耳の痛い話ばかりになるからです。

  • 浪費癖の抑制
  • 借金・負債の減少
  • 少額でもいいから「投資用」のお金を月々貯める

まず、投資を始める目標を立てた段階で
「投資の必要性を認識できている」
のですから、これは素晴らしいと思います。

もう間違いなく、自らでお金をコントロールして自分なりに増やしていかなければ今後何十年と生きていくうえで厳しくなっていくからです。

上に挙げた3点は、本当の意味で精神的な改善を意識するだけで、実生活への変化ももたらすものばかりです。

子供の頃には親によく言われたものですね。。。
”無駄遣いをしないように!”
”そんなものいらないでしょう!”
”もらったお金は貯金しなさい!”
・・・と。

大人になって自由に使えるお金が増えると、上に挙げた3点を実行するのは難しいかもしれませんが、
まずはここをクリアしなければどう頑張っても先には進めません。

少し努力が必要なもの

生活の改善が上手くいったら、次は少し普段の生活に新たに取り入れるべき点を挙げてみましょう。

  • 机に向かって計画を立てる(家族も一緒に)
  • 自分の教育に投資する
  • 収入の範囲内で生活しながら収入を増やす
  • 定期的に投資を行ってみる

これまでの生活において、上に挙げたような4つの内容に割いた時間はなかったかもしれませんが、今後いくらかでも時間を作り出してほしいと思います。

投資計画は短い期間で少なくてもいいので、どれだけのお金(資産)を使って、新たな資産を生むのかを簡単に計画してみます。
可能であれば家族の方にも相談できるとベストですね。

それと同時に、自分の教育にも投資してみます。
投資、と言ってもそんなに大げさなものではなく
投資関連の本や雑誌を読んだり、持ってる証券口座から送られてくるメルマガを隅々と読み返してみるだけでもいいと思います。

もちろん、不動産投資のセミナーなどに参加するのもありでしょう。

後は、負債の減少とも連動しますが、今手にしている収入よりも別の稼ぐ方法があるならば収入を増やしてみます。

借金という負債がある方は、借金を減らすだけでも実質的な収入が増えますし、副業などで収入を増やせそうであれば収入を上げるようにします。

そして、余剰資金が少しでも集まったら、日常的に投資の場面に触れられるように実際に行ってみるのです。

個人投資家として動き始めると・・

個人投資家として、長期的な投資を行うようになると、必然的にもっと具体的な行動を取るようになります。

例えば、以下のようになっていくでしょう。

  • 目標に達するまでにどのくらいの期間でいくら投資するか
  • それによって何歳までに仕事をしなくていい状態にするか
  • 投資による資産収入で生活する際に毎月必要となるお金はどれくらいか計算する
  • 節税策を取った投資方法などアドバイスを求めたい専門家を探す

少ないながらも自分のポートフォリオができると、今後の投資生活における目標や予定などを詳細に決めていく必要があります。

投資で得る収入の全体像から新たに投資する投資先への資産を確保し、自分がその状態になるために今のサラリーをもらう生活を後どれくらい続ける必要があるのかなど、長期の計画は絶対に作成しなければなりません。

そのためにも、投資に関する節税や今後の投資先などの情報を求める時に、自分がいつでも相談できるアドバイザーの存在も必要になってくるでしょう。

ここまで見てくると、投資家像としてはとても堅実なタイプに見えるかもしれません。

しかし、これから投資家として少しでも成長したいと思った場合、
”一発大儲けしよう”
などと考えてはいけません。

まずは、余剰資金を作って投資の世界に足を踏み入れてみましょう。

証券口座を持っている方なら、どれか投資信託の一つでも実際に購入してみます。

FXや株などは、持っているお金を減らさずにバーチャルサイトで知識を増やそう、というサービスもあったりしますが、こういったバーチャルでの投資はハッキリ言ってお勧めしません。

実際に証券口座を作って自分のお金を動かして取引する方が、例え負けたとしても(失敗したとしても)スキルがぐんと上がります。

実際に難しくなるのは収益率や今後の予定などの長期計画を立てる時であって、自分の生活を見直し少しでも投資の世界に触れるまではそれほど難しくはありません。

今年こそは・・と新たな投資目標を今年の抱負として打ち立てた方は、
自分の内なる敵に注意を払いながら、是非まずは最初の1年間を継続的にやり遂げてみて下さい!

  • この記事を書いた人

宮嶋僚

北海道の道南で小さな会社を経営する兼業個人投資家です。投資をこれから始める人のために分かりやすくそして役に立つサイト運営を心がけています。 どうぞよろしくお願いします。

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